振り込め詐欺被害の防止

振り込め詐欺は、マスコミで繰り返し報道されているにもかかわらず、依然として高水準で発生しています。態様としては、「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「融資金保証詐欺」「還付金等詐欺」の4つの態様があります。

オレオレ詐欺

息子や孫などを装い、「会社の大事なお金が入ったカバンをなくしてしまった。」などと電話して現金を要求したり、家電量販店や百貨店の従業員、警察官、銀行協会職員等を装い、「あなたのカードが使われている。」と電話してキャッシュカードをダマしとる手口

振り込め詐欺で多い手口
●交通事故の示談金 ●サラ金や借金返済 ●会社の金を使い込んだ示談金

 
 
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架空請求詐欺

@ 有料サイト利用料金未納の請求をでっちあげたメールを送り付けたり、「総合消費料金 未納分訴訟最終通知書」などと記載したハガキを送り付け、コンビニで電子マネー(プリペ イドカード)を購入させてカード裏面のID(カード番号)を電話やメールで送らせたり、「支払 番号」を告げて、コンビニでの支払い手続きをさせる手口

A 証券会社の社員などを装い、「あなたに未公開株を買う権利がある。」「名義を貸して欲しい。」と電話を入れた後、「名義貸しは犯罪であなたは逮捕される。」などと脅し、現金を要求する手口。

架空請求詐欺で多い手口 ●有料サイト利用料 ●借金返済、債権回収

どうすればいいの?
Q1 身に覚えのない請求が、届いたら?
対策1 利用していなければ、請求に応じない
お金を支払う必要はありません。そのまま無視し、脅し文句や支払い請求にも、ひるまないようにしましょう。
Q2 「何かの間違いです」と、相手に連絡した方がよい?
対策2 絶対に自分から連絡しない
万一電話がかかってきても、住所や氏名、勤務先などの個人情報は、絶対に漏らさないようにしましょう。
Q3 知らない人が、突然取り立てにやってきたら?
対策3 不審(危険)を感じたら、すぐ110番!
見知らぬ相手が訪れ、悪質な取立てなどで不審(危険)を感じたら、110番してください。
融資保証金詐欺

 実際には融資しないにもかかわらず、融資する旨の内容の文書をFAXで送り付けるなどして、連絡してきた者に対し、保証金等の名目で現金をダマしとる手口

 還付金等詐欺
 

公的機関を装い、「医療費の還付金がある。」などと電話をした後、金融機関職員を装う者が携帯電話を使ってATMの操作方法を指示し、現金を振り込ませてダマしとる手口

被害防止のポイント
●まず本人への確認が最優先 ●家族・知人などに相談 ●確認がとれるまで振り込まない ●不審に思ったら警察に相談する

特に、近隣の高齢者の方に注意してあげて下さい。

不審に思ったら、すぐ警察に相談してください!